ブラック企業の営業体験記

komaharu’s diary

ブラック企業勤務の営業体験記

ワンマン社長の思い付き3

順調に売り上げを伸ばしてたある日、またワンマン社長の発作が始まりました。

キャンペーンメニューを作ろう!

また狂ったようにキャンペーンを作り、メニューを作り、なおかつ今までは売り上げと新規獲得がノルマだったのに全キャンペーンを獲得するノルマが設定されました。

本来なるべく高く売って利益率を高めるのを目指すべきなのにノルマが設定されたことにより、本来値引かなくて良い顧客へも無理やりキャンペーンを適用させるというカオスに突入します。

さすがにこれはおかしいと意見を言いましたが、売り上げを上げるにはこれしかない。他にあげる方法はないと断言して、やはり自分がやりたい方法を押し付けられました。

社員は自分の思い通りに動かす駒であり、駒に意思はアイデアはいらないんだと改めて思い知らされました。

だから有能な人はどんどん辞めていきました。残ったのは私を含めてそこそこできる忠犬タイプの人間だけ。さすがに虚しさを覚えました。

これじゃキャリアアップにはならず、ただワンマン社長への対応力が身に付くだけです。

辞めようかと初めて思いました。